【Docker】指定のバージョンのGitをインストールする方法
Dockerにインストールされるgitのバージョンが古かったので指定のバージョンのGitをインストールする方法メモ。
脆弱性対策のために普通にインストールするだけでは脆弱性があるバージョンだったためで指定のバージョンを入れる必要があったため記録。
Dockerfile
Dockerfileを作成します。
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| # ベースイメージを指定
FROM ubuntu:20.04
# 必要なパッケージをインストール
RUN apt-get update && \
apt-get install -y \
wget \
make \
gcc \
libssl-dev \
libcurl4-gnutls-dev \
libexpat1-dev \
gettext
# 環境変数としてGitのバージョンを指定
ARG GIT_VERSION=2.30.0
# Gitの指定バージョンをダウンロード、コンパイル、インストール
RUN wget https://github.com/git/git/archive/v${GIT_VERSION}.tar.gz \
&& tar -xzf v${GIT_VERSION}.tar.gz \
&& cd git-${GIT_VERSION} \
&& make prefix=/usr/local all \
&& make prefix=/usr/local install
# Gitのバージョンを確認
RUN git --version
|
GIT_VERSION
に指定する値は Git Tags から確認してください。
これでgitの指定のバージョンがインストールされます。