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【Docker】WSL 2とDockerによるディスク容量の削減方法

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【Docker】WSL 2とDockerによるディスク容量の削減方法

WSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)とDockerを使用していると、時には大量のディスク容量を消費することがあります。

とくに、C:\Users\Username\AppData\Local\Docker\wsl\data\ext4.vhdxのファイルが大きくなることが問題となる場合があります。この記事では、ディスク容量を削減するための具体的な方法について解説します。

ちなみにはこれらの方法で肥大した容量を100GB程度削減できました。

不要なファイルの削除

まず、WSL 2ディストリビューション内の不要なファイルやパッケージを削除します。以下のコマンドを使用して、ディストリビューションにアクセスし、不要なファイルを削除しましょう。

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# WSLにアクセス
wsl

# 不要なファイルを削除 (例: キャッシュ、ログファイル)
sudo apt-get clean
sudo rm -rf /var/cache/apt/archives/*
sudo rm -rf /var/log/*

Dockerのクリーンアップ

Dockerが大量のディスク容量を使用している場合、以下のコマンドで不要なイメージ、コンテナ、ボリューム、ネットワークを削除できます。

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# 不要なイメージを削除
docker image prune -a

# 停止中のコンテナを削除
docker container prune

# 使われていないボリュームを削除
docker volume prune

# 不要なネットワークを削除
docker network prune

# 一括クリーンアップ
docker system prune -a --volumes

WSL 2 ディストリビューションの圧縮

ext4.vhdxファイルのサイズを削減するために、WSL 2ディストリビューションを圧縮します。以下の手順をPowerShellで実行します。

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# PowerShellを管理者権限で実行

# WSL 2 ディストリビューションの名前を確認
wsl --list --verbose

# 圧縮コマンド
wsl --shutdown
optimize-vhd -Path "C:\Users\Username\AppData\Local\Docker\wsl\data\ext4.vhdx" -Mode full

# WSLを再起動
wsl

ディストリビューションの再インストール

最終手段として、WSL 2ディストリビューションを再インストールする方法があります。この方法を行う前に、必ずデータのバックアップを行ってください。

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# 現在のディストリビューションをエクスポート
wsl --export <DistributionName> <BackupFileName>.tar

# 現在のディストリビューションを削除
wsl --unregister <DistributionName>

# バックアップからインポート
wsl --import <DistributionName> <InstallLocation> <BackupFileName>.tar

まとめ

  • 不要なファイルの削除: WSL 2内のキャッシュやログファイルを削除。
  • Dockerのクリーンアップ: 不要なイメージ、コンテナ、ボリューム、ネットワークを削除。
  • WSL 2ディストリビューションの圧縮: ext4.vhdxファイルのサイズを圧縮し、WSLを再起動。
  • ディストリビューションの再インストール: 必要に応じてディストリビューションを再インストール。

これらの方法を活用して、WSL 2とDockerによるディスク使用量を効率的に管理しましょう。定期的なメンテナンスで、快適な開発環境を維持することができます。

参考

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こぴぺたん
著者
こぴぺたん
Copy & Paste Engineer