技術書典16 にオフライン参加・出展した記録
今回始めて技術書典16にオフライン参加・出展しました。これは出展時の記録と次回どのようにすればよかったのかという反省メモです。
一応オンライン参加は技術書典15で経験済み。
オフライン参加
オンライン参加とオフライン参加の大きな違いはやはり実際に会場で販売や展示をするということです。
事前用意
事前に色々と用意することがあります。
技術書典アプリは決済キャンセルをする関係で必ず入れましょう。サークル参加せずに購入側だとしても後払い決済ができる技術書典アプリはとても助かるので入れましょう。
頒布物の用意
まずは頒布物ですが、多くは本になると思います。
オンライン参加の場合は本のみ販売可能ですが、オフライン参加の場合は本以外も販売可能です。
オフライン出展が決まった場合は本以外のものも可能と覚えておくといいと思います。
頒布物が用意できたら以下の2つの手続きが必要になります。
- 販売物の管理 -> 商品登録
- マーケットの出品 -> 出品
商品登録だけしても出品しないと販売されないので注意してください。
印刷
僕の場合は本の販売のため印刷が必要でした。
僕が使用した印刷所は「ねこのしっぽ」さんです。
技術書典と連携しており印刷申込時ににイベントを指定していると当日サークル場所に届けておいてくれます。
印刷時の注意点
- 印刷所のHPで連携イベントの入稿予定日などを確認しておく
- 表紙は用紙サイズ x 2 + 本の厚さ(ページ数による変動)のサイズで納品が必要
- 本のページ数は4の倍数(印刷所によっては8の倍数とも聞く
- 表紙と本は別々に入稿
- PNG納品時、dpiは高めの方が良い。(低いと粗くなる
- 白黒印刷時は色の見分けがつきにくいものになることがある
- 表紙サイズや色など懸念点があると印刷所から確認が入る
- 技術書典の審査が1週間ほどかかった
- 審査中に印刷申し込みをしないと間に合わない可能性もある
- 審査落ちした場合に修正の必要がでるので早めに審査依頼
各種申込
僕は「完全手ぶらセット」を申し込みしました。メールで来るため逐次確認して必要なら申込みしましょう。
当日
当日やること。
設営
180cmの机とパイプ椅子2脚が用意されています。
ディスプレイや値札などを付けて設営します。
ディスプレイ用の棚などがあると見やすくて良いでしょう。
本の見本は2冊ほどあると良いです。
頒布物確認
イベント運営が順次回ってくるので頒布物を確認できる状態で用意してください。
設営中に来る可能性もあるため頒布物を早めに出しておくのが良いでしょう。
後払いキャンセル
後払い決済で間違えた商品を購入してしまうかたは必ずいます。
その時は技術書典アプリから以下の流れでキャンセルして再購入してもらってください。
- 技術書典アプリ起動
- 販売履歴
- キャンセル対象の購入履歴を選択
- 決済キャンセル
売り切れたら
売り切れたら対象の商品を技術書典のマイページから公開停止にしてください。
反省点
- 初参加だったため準備不足感があった
- 商品をもっと目立たせないといけない
- 二人以上居ないとトイレや昼休憩は取りにくい
- 他のサークルを見に行く余裕がなかった
- 事前にTwitter(X)などで宣伝しなかった
- 後払い決済の人が多かったが現金の人もいたためお釣りの用意をしておくのが良い
- 商品がいくつかある場合は説明用ポスターなどがあると良い
- 人が来るタイミングが重なってしまうと説明 & 決済で待たせてしまう
最後に
色々と大変でしたがとてもいい体験ができました。イベントへの出展という実績も解除できたので次回はよりスムーズにできるようにしたいです。