PythonでGPUとCPUの処理を効率的に分ける方法
PPythonでGPUとCPUの処理を分ける方法メモ。プログラム内で条件分岐を使用し、GPUが利用可能な場合とそうでない場合に、それぞれ異なる処理を行う方法をTensorFlowとPyTorchを用いて説明します。
TensorFlowでの処理の分け方
TensorFlowを使用している場合、GPUの有無を判断するコードは以下のようになります。
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このコードはまず、tf.test.gpu_device_name()
関数を呼び出し、GPUデバイスの名前を取得します。戻り値が空でなければ、GPUが利用可能であると判断し、GPUを使用する処理を実行します。そうでない場合は、CPUを使用する処理を実行します。
PyTorchでの処理の分け方
PyTorchを使用している場合、GPUの有無を判断するコードは以下のようになります。
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torch.cuda.is_available()
関数を使ってGPUの利用可能性をチェックし、True
が返されればGPUが利用可能であるとして、GPUを使用する処理を実行します。利用できない場合は、CPUを使用する処理を実行します。
まとめ
PythonではAIの使用などでGPUを使うことがあります、GPUが使えない場合の対処が必要な場合の処理をこれでかき分けることが可能になります。