JavaScriptを有効にしてください

Google Colabでプログレスバーを表示する技術

 ·  ☕ 2 分で読めます

Google Colabでプログレスバーを表示する技術

Google Colabratory でプログレスバーを表示するための方法を紹介します。
プログレスバーは、長時間実行される処理の進捗をユーザーに視覚的に伝えるための重要なツールです。これにより、プロセスの完了時間を推定したり、プログラムが正常に動作しているかどうかを確認できます。

tqdm ライブラリの使用

Colabで最も一般的に使用されるプログレスバーの実装方法は、tqdmライブラリを使用することです。tqdmは、繰り返し処理に対して簡単にプログレスバーを追加できるPythonライブラリです。

インストールとインポート

Colabにはtqdmがプリインストールされていますが、最新版を使用したい場合は、次のコマンドでアップデートできます。

1
!pip install tqdm -U

次に、tqdmをインポートします。

1
from tqdm import tqdm

簡単な使用例

forループにtqdmを適用する例を以下に示します。

1
2
3
4
5
from tqdm import tqdm
import time

for i in tqdm(range(100)):
    time.sleep(0.1) # サンプルの処理として0.1秒待機

このコードは、0から99までの数値に対して繰り返し処理を行い、各ステップで0.1秒待機します。この間、プログレスバーが進行状況を表示します。

tqdm.notebook でより視覚的なプログレスバーを

Colabのノートブック環境では、tqdm.notebookモジュールを使用すると、より視覚的に魅力的なプログレスバーを表示できます。

1
2
3
4
5
from tqdm.notebook import tqdm
import time

for i in tqdm(range(100)):
    time.sleep(0.1)

from tqdm.notebook import tqdmを使用することで、Colabのノートブックに最適化されたプログレスバーを利用できます。

まとめ

Google Colabでプログレスバーを表示するには、tqdmライブラリが非常に便利です。長時間実行する処理の進捗を視覚的に確認することで、作業の効率化につながります。この記事で紹介した方法を活用して、Colabでのデータ分析や機械学習プロジェクトをさらに進化させましょう。

共有

こぴぺたん
著者
こぴぺたん
Copy & Paste Engineer