JavaScriptを有効にしてください

【Docker】AWS S3 と互換性がある MiniO の環境を構築する方法

 ·  ☕ 2 分で読めます

【Docker】AWS S3 と互換性がある MiniO の環境を構築する方法

この記事では、Docker Composeを使ってMiniOの環境を構築する方法を解説します。
MiniOは、オープンソースの分散オブジェクトストレージサーバーで、Amazon S3互換のAPIを提供しています。
これにより、簡単にオブジェクトストレージを構築ができます。

Docker Composeファイルの作成

まず、docker-compose.ymlという名前のファイルを作成し、以下の内容を記述します。

 1
 2
 3
 4
 5
 6
 7
 8
 9
10
11
12
13
14
15
version: '3.7'

services:
  minio:
    image: minio/minio:latest
    container_name: minio
    volumes:
      - ./data:/data
    environment:
      MINIO_ROOT_USER: minio
      MINIO_ROOT_PASSWORD: minio123
    command: server /data --address :9000 --console-address :9001
    ports:
      - "9000:9000"
      - "9001:9001"

この設定では、Docker Hub - MiniOイメージを使用し、最新版を指定しています。
また、環境変数にMINIO_ROOT_USERMINIO_ROOT_PASSWORDを設定しています。
これらはMiniOの管理者アカウントとパスワードです。適切な値に変更してください。

MiniOコンテナを起動する

ターミナルで以下のコマンドを実行して、MiniOコンテナを起動します。

1
$ docker-compose up -d

これにより、MiniOコンテナが起動し、9000, 9001番ポートでアクセスできるようになります。
9000番のポートはAPI、9001番のポートはブラウザからアクセスするためのダッシュボード用になります。

MiniOにアクセスする

ブラウザで http://localhost:9001 にアクセスし、先ほど設定した管理者アカウントとパスワードでログインしてください。
これで、MiniOのダッシュボードが表示されます。

まとめ

この記事では、Docker Composeを使って簡単にMiniOの環境を構築する方法を紹介しました。
これにより、オブジェクトストレージを手軽に試すことができます。

参考

共有

こぴぺたん
著者
こぴぺたん
Copy & Paste Engineer